世界のコロナ感染、再び増加基調 デルタ型100カ国超え
(VOVWORLD) -新型コロナウイルスの感染が世界で再び広がっています。米ジョンズ・ホプキンス大の集計では、世界の1日の新規感染者数(7日移動平均)は7日連続で前日の水準を上回りました。
(写真:TTXVN) |
世界保健機関(WHO)によりますと、インド型(デルタ型)の流入が確認されたのは100カ国を超え、ワクチン接種が低水準にとどまる国を中心に感染が広がっています。
7日の新規感染者数(7日移動平均)は41万497人と、6月7日以来の水準に高まっています。感染力が高いとされるデルタ型の流入、ワクチン接種が済んでいない若年層で感染が広がっているためです。
世界保健機関(WHO)によりますと、デルタ型は104カ国で確認されました。WHOで新型コロナを担当するマリア・バンケルコフ氏は7日、「20カ国以上で流行が急加速している。良い状況ではない」と指摘しました。経済協力開発機構(OECD)のマティアス・コールマン事務総長は米CNBCの取材に「足元の流行は持続的な経済回復にとって下振れのリスクになる」と指摘しました。